取引きリスクについて

  • 第435回 「外為マーケットの商状は、視界がもう少しクリアーになっ?

     今週前半から央にかけての主要3通貨の商状は、漂流しているようにしか見えないのが、正直な感想なのですが、、、。当たり障り無く論評するならば、USD/JPY,EUR/USDともに、不安定で神経質ながらも、概ね足許のトレーディング・ゾーンからは顕著な逸脱となることもなさそうな、プライス・アクションのまま経過してきているといったところでしょうか、、、。 外為マーケットに限定しても、商いの背景にべったりと張り付いたような、ユーロ圏の問題がありますが(あえて、過剰に問題化してしまったといった感も否めないのですが)、、、。喫緊の懸念材料である、ギリシャのソブリン・リスク(ソブリン・リスクの定義も曖昧でしょうが、構造的に財政収支の赤字の改善について、マーケット参加者や周辺諸?

  • 下値トライ?

    前回は豪ドルが「勝ち組」という話題を出したが、昨夜発表された英国の小売売上高も強く、高金利の英ポンドもやや騰勢を強めている。一方でドル円相場は、依然として106~108円を抜けられずにいるが、108.50円レベルの抵抗が予想以上に強かったことから、目先は下値トライになる可能性も考えられる。昨日からの流れでは107円が支持線となっているが、ここをブレークすれば一段安を試す動きが活発化すると思われ、次のポイントである106円も割り込めば、105円トライとなってこよう。しかし、107円さえ割り込めない状況となれば、現状の揉み合いが更に長期化する懸念が高く、材料のある通貨に興味が移っていくものと予想される。景気指標の強さを素直に好感する相場になるのかどうか、年度末を控えた国内勢のリパトリ動向も焦点?

  • 第424回 「今週末に向けて、外為マーケットの商いは、リスクをテー?

     今週明け早々からの、外為マーケットの主要通貨の商いは、(ここ最近と比較しても)普段よりも手掛け難い地合いとなっていたのではないでしょうか、、、。 月曜日は、米国マーケットが休場(キング牧師生誕記念日)となっておりましたし、週初においては特段注目に値する程の(事前に警戒感を持って、マーケット全般の商いに影響を与え可能性という意味合いでは)経済指標等のアナウンスも、予定されてはおりませんでしたので、、、。 そんな中で、米国株式マーケットの(強含みの)商状を(外為マーケットにおいても、USDストレートを中心に)導きの材料として(金融を初めとして、主要企業の昨年4Q期の決算発表も続いておりますし、期待通りのポジティブな内容が明らかになれば、米国株価の下支えともなる?

  • 4月23日夜コメント

    ≪日中の株・債券の動向≫ 本日の日経平均株価は、31.34円高の13579.16円で引けました。東証一部売買代金は、2兆761億円となっております。前半はマイナス圏で推移しましたが、「中国規制当局がファンドマネジャーに対して株の売却を控えるよう要請」との観測から中国株式市場が大幅高で推移したことがプラス転の支援材料となりました。 債券相場では、新発10年債利回りが前日比2bp低下の1.460%で引けました。≪日中の為替動向≫ アジア時間での主役は豪ドルでした。消費者物価指数が市場予想より強い結果だったため、豪ドルが素直に反応し、対ドル・対円で買われました。 前日節目の1.60台に載せたユーロドルは、高値圏で利食い売りが出るものの、買いも細ることなく、値を維持しました。★NY時間のレンジ予想★確率?

  • 第422回 「USDの先行きを巡っては、依然として見極めきれないま?

     今週初からの、外為マーケットの商いでは、先週末の米国雇用統計の結果を確認して、ある程度の(当面=少なくとも、本年1Qのタームであっても、の戦略を構想する上で)方向感が見られるのではないかと思っておりましたが、、、。 一段と注目された(前月のポジティブサプライズの影響が燻ったままでしたし)12月分の雇用統計のアナウンスを通過することで、いずれにしても、材料出尽くしからの、アク抜けムードを誘って、(年初の)新規一転からのポジションの構築に弾みが付く(非農業部門就労者=NFPの前月比増減ゼロ若しくはプラス予想が適って、USDブル派の期待通りに全面的なUSD買いに拍車がかかるにしても、容易に、景況感の回復によるリスク選好=USD買いが動意付きやすくなるといったこと?

  • 第122回

    今週の為替相場の見通し(12/21~12/25) 先週のドル円は、週初こそドバイ・ワールド傘下会社のイスラム債の償還期限を迎える警戒感から88.319円の週安値をつけるものの、ドバイ政府が債務返済の意向を表明したことでドバイ不安が後退。そこからは翌週のクリスマス休暇や年末を控えたポジション調整のドル買い戻しの動きが継続し、週末には90.833円の高値をつけ日足雲入りで引けています。注目されたFOMCも低金利政策の長期化に変更はなく、ギリシャ財政問題がクローズアップされたことで対ユーロでドル買いが強まったこともドル円上昇の支援要因になりました。今週は「米11月中古住宅販売件数」「米11月個人所得/個人支出」「米11月耐久財受注」「米新規失業保険申請件数」など複数の注目指標が目白押しながら、週末に向?

  • 第203回 米雇用統計発表間近、しかし現在の大きなマーケットテーマ?

     ギリシャ政府が提出した48億ユーロにおよぶ新たな財政再建計画は、マーケットには好評に受け止められています。このためギリシャの財政悪化をテーマとしたリスク回避の流れは、クライマックスを脱したとの声も少なくありません。日足および週足のユーロドルのチャートを見る限り、まだそれほど大きな反発はみせておりませんが、複数の下ヒゲが見られ、また実体部分は1.35付近で底堅い動きも見られることから「底入れサイン出現」との声まで出はじめています。 一方で、今回の財政再建計画には公務員の給与削減等も盛り込まれており、ギリシャ国内ではこれから労働組合の抗議活動が活発化することが想定されています。またドイツやフランスなどのEU首脳国は救済支援こそ表明しているものの、実際の資金注入には二の足?

  • 第256回 ユーロ/ドルの下げ一服でドル/円も沈む...

    前回の本欄で「対円でのドル買いが一段と強まるかどうかは、対ユーロでのドル買いが一段と強まるかどうかにもよる」、「(ユーロ/ドルは)このあたりで一旦は下げ止まる可能性も」と述べた。再確認しておくと、ユーロ/ドルの08年10月安値から09年11月高値までの上げ幅に対する61.8%押しの水準は1.340ドルで、同水準は一つの重要な節目と見られる。そして案の定、2月の19日と25日には一時的にも1.35ドル割れとなりながら、節目に近い水準で反発して下げ止まっている。26日は週末&月末絡みの調整も進み、ユーロドルは1.36ドル台前半までの戻りを見た。ただ、足下で横向きから下向きに転じ始めている200日線を上から89日線が下抜けるデッドクロスが示現しようとしていることも?

  • 上値抵抗

    【マネーパートナーズからのお知らせ】『ディーリング・ルーム"たら・れば"ブログ』は連載終了となりました。永らくのご愛顧ありがとうございました。ドル円は、108円台後半の抵抗を抜けられず、やや弱含みの展開となっている。注目されたFOMCは、想定通りインフレと景気「両睨み」の内容となったが、原油が再度新高値を更新したことや、米金融機関に対する懸念、米国景気の先行き不透明感などから反落し、一時は105円を割り込む場面もあった。短期的な取引レンジ予想としては104~108円が大勢を占めているが、リスク回避姿勢が強めれば思わぬ下落になる可能性もあり、下値支持線と見られている104円レベルを割り込めば、102円を試す動きになってこよう。現状はドル安による円高の性格が強くなっているが、日本の景気悪化への?

  • 第195回 今夜は米雇用統計。注目は...。

    ※今週(12月11日)の『武市のなぜなにFX』は、筆者都合により休載いたします。 米感謝祭(サンクスギビングデー)に伴う薄商いを衝いた円の仕掛け的な買いが加速したことで、先月27日には95年7月以来となる85円割れを示現したドル円ですが、その後は急速に切り返す動きを見せています。今月3日には一時88円半ばまで上値を拡大するなど、先月25日以降の下落分を完全に取り戻した格好となっています。ドバイの債務不履行懸念──いわゆるドバイショックは想定したほど世界経済に波及しないとの思惑が台頭したことに加えて、日銀が新たな金融緩和策を行い、円高およびデフレ阻止に向けたスタンスを示したことがドルの買い戻しを誘った感があります。 しかし今回の日銀の新たな金融緩和策にはその効果を疑問視する声も付いて?